国から最大30万円の補助金が出る「エコリフォーム」
■エコリフォームの概要
対象期間 | ・補助金交付申請期限:平成29年9月7日まで(6月30日から延長) ・工事完了期限:平成29年12月31日まで |
主な要件 | ・リフォーム発注者自らが対象住宅へ居住していること ・エコリフォーム後の住宅が耐震性を有すること ・住宅ストック循環支援事業の事務局に登録された型番の商品を使用すること |
補助限度額 | ・30万円/戸 ・耐震改修を行う場合は45万円/戸 |
■対象となるリフォーム工事の例
エコリフォームで補助金を申請する場合は(1)~(3)のいづれか1つが必須、かつ(1)~(3)の補助額の合計が5万円以上必要です。
(1)開口部の断熱改修
ガラス交換 既存のガラスを複層ガラス等に交換 |
外窓交換 古いサッシを枠ごと取り外し、新しい断熱窓を取り付け |
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内窓設置 既存サッシの内側に樹脂製の内窓を設置 |
ドア交換 古いドア・引戸を新しいドア・引戸に交換 |
(2)外壁、屋根・天井又は床の断熱改修
外壁の断熱改修 既存の外壁の断熱材を撤去し、敷き込断熱等の施工 |
天井の断熱改修 (1)既存天井の断熱材を撤去し、敷込断熱等を施工 |
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床の断熱改修 床下・基礎に敷込断熱等を施工 |
(3)設備エコ改修
5種類のエコ住宅設備のうち、3種類以上を設置する工事
太陽熱利用システム | 高断熱浴槽 | 節水型トイレ |
屋根に集熱器を設置し、軒先や屋内等に蓄熱槽を設置。補助額:24,000円 |
補助額:24,000円 |
補助額:24,000円 |
高効率給湯機 | 節湯水栓 | |
補助額:24,000円 |
補助額:3,000円 |
(4)併せて対象とするリフォーム等
(1)~(3)に併せて実施すると下記の改修工事も対象となります。
A.バリアフリー改修
手すりの設置 階段に手すりを設置 |
廊下幅等の拡張 居間の出入口の幅を拡張 |
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段差解消 床下・基礎に敷込断熱等を施工 |
B.エコ住宅設備の設置
(3)設備エコ改修と同じ下記のエコ住宅設備の内、2種類以下の設備を設置。
【高断熱浴槽】
【節水型トイレ】
【節湯水栓】
【太陽熱利用システム】
【高効率給湯機】
C.木造住宅の劣化対策(リフォーム瑕疵保険に加入するものに限る)
浴室・脱衣室
ユニットバス化 |
小屋裏
小屋裏換気口の設置 |
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土台・軸組
防腐防蟻処理 |
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D.耐震改修工事
①昭和56年5月31日以前に着工の住宅
②現行の耐震基準に適合しない住宅を、現行の耐震基準と適合させる工事
補助額:150,000円/戸
E.リフォーム瑕疵保険
エコリフォームについて、保険法人が取り扱うリフォーム瑕疵保険に加入した場合 (マンションの共有部分については大規模修繕工事瑕疵保険が対象)
補助額:11,000円/戸
→さらに詳しい内容は国交省【住宅ストック循環支援事業事務局】公式ホームページをご覧ください。